Thursday, August 9, 2012

サマースクール(SIIBS)の講師にもらったフィードバック


サマースクール最終週のグループプロジェクト。
中国人のヘレンとイタリア人のエマと自分の3人で、航空機製造メーカーのケース分析結果を発表した。
最終日に担当講師のAmyとの個人面談で以下3点のFeedbackを受ける
1)練習を積めば必ず英語のプレゼンは進化していく
2)前半の発表内容はデリバリー・発音・自信度、どれをとっても非常に良かった
3)後半は話すスピードが非常に遅くなり、詰まることもあった。練習量が足りていない。
褒めてもらえるとは予想しておらず、ほくそ笑んだ。

でも、すかさず伝えたことは、
「留学期間の1ヶ月が過ぎて、残されたアメリカ滞在期間は20ヶ月。この1ヶ月で英語の伸びを体感出来ていないので、今後の伸びに関して非常に不安!だということ。
すると、Amyは、
1)英語力は必ず伸びるから大丈夫!
2)ケースの予習をキッチリ行うこと!
3)予習の際、教授の質問内容を予測すること!
4)予測した質問内容への返答を10分間、1人で喋ってみること!
と指摘する。

さらに指摘されたことは、以下。
インターナショナル生にとって辛いことは2点。
1)内容に馴染みが無いケースを扱うこと
2)英語力が低いこと

なので、もし予習が出来ていなければ、ケースの内容を把握する作業を授業中に行いながら、同時に話したい内容を想像する必要がある。これは非常に辛い作業になる。
一方できっちりと予習していれば、片方の英語で話すべきことだけに集中できる。

授業中の質問内容で間違いなく聞かれるのは、
・ケースの内容要約
・問題点
・行動プラン
・自分の経験&自分の意見に対する反論
など。
予測した内容を一度でも声に出してスピーチしていれば、絶対に当日に自分の言葉が出てきやすい。
頭でイメージ出来るかどうかと言葉で発言できるかどうかは全く別だから。
ネイティブでも、いきなり発言するとうまく内容を伝えられないことがある。
だから誰も聞いていなくても良いので、前日に内容を発する時間を10分確保することは非常に役に立つ。

Amyの説明は明快&説得力がある。

さらに、「英語力は伸びるから大丈夫」となぜ言い切れるのか聞いてみた。
すると、
インターナショナル生に対して、長年指導してきた経験から言い切れる!!
とのこと。これは説得力があったし、妙に嬉しくなる。
さらに、
飲み会やパーティが沢山あって、予習をする時間が無いのに、パーティに行かないで予習に集中した方が英語力が伸びると思うか?
と、聞いてみた。
すると、指摘されたことは以下。
「バランスが大事」
パーティも大事だけど、勉強も大事。
20時から開始のパーティだったら、21時から参加して空いた1時間を勉強に注ぐ!
など「常に工夫してなるべく両立するべきだ」
とのこと。

英語力は現状に妥協する事無く、今後も努力を続けていこうと改めて決意した。
アメリカの大学のプログラムは、こういった教授とのFace to Faceで話す機会が非常に多いと感じる。こういったシステムは日本の大学でも取り入れるべきだし、学生とコミュニケーションの取れる教授が教壇に立ち続けるべきだと思う。

Amyとの最終日のランチで撮った写真。

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