Sunday, July 1, 2012

MBA受験 4)エッセイ

MBAトップ校合格のために、自分の経験談を項目毎のTipsにまとめ、数回に分けて投稿する。
初めから読む場合は、こちら(MBA受験ノウハウについて)を参照。

1)MBA受験合格のために心がけるべきこと
2)TOEFL

3)GMAT
4)エッセイ、推薦状
5)インタビュー
6)奨学金獲得
7)資金調達


@全体
受験生がどんな人間で、どんなことを経験していて、どうクラスに貢献出来るのか、自由に表現する。
将来、グローバル規模で、リーダーになれる人材であることを経験に基づき主張する。
トップ校合格を狙うのであれば、エッセイ作成開始時(5月時点)にGMAT終了、TOEFL105overが望ましい。

※ハーバード大学2012年9月入学用エッセイの抜粋
1)Tell us about three of your accomplishments. (600 words)
2)Tell us three setbacks you have faced. (600 words)
3)Why do you want an MBA? (400 words)
4)Answer a question you wish we’d asked. (400 words)

上記エッセイを読んで分かるように、HBSであっても質問は非常に単純なので、インパクトのある経験、ネタを用意することが求められる。

補足
推薦状は2名(Harvard, Stanfordは3名)の推薦者の立場で、受験生の魅力を表現する。

-1年目
1年目は、某カリスマ講師に約150万円支払ったが、最悪だった。
高額商品に関して、人生で最も失敗した買い物だった。
1校出願、インタビュー無しの不合格。

某カリスマ講師について
@良い点
・毎年、多くの生徒をHBS、Stanfordなどのトップ校に合格させており、合格する最新のエッセイのレベル感を知っている。
なので、例えば戦略コンサル出身者だとAパターンのエッセイ、商社マンだとBパターンのエッセイ、などネタのストックが沢山ある。
以上である。これ以外に彼を活用する意味は無い、と利用者としては感じた。
@悪い点
・週に2時間の枠内での対応に限定され、入念に1問のエッセイを書き上げることが出来ない。
1週間に1問づつこなしていくため、自分が書き上げたエッセイを10%ほど改善する作業は出来ても、180度異なるエッセイを書き上げることは不可能。
・彼が仕上げたエッセイに文句を言っても、修正しようとしない(経験者多数)。
・質が低いのに圧倒的な高価格。

受験1年目は彼を利用しながら、全てのエッセイを濱口塾OBや自分の知り合いMBA生にチェックしてもらいながら、書き上げていった。

-2年目
濱口塾のエッセイコースで徹底的に練り直した。
成果は、12校出願し、6校呼ばれた。弱点(スコア低、インターナショナル経験無し)があるなか、健闘したと感じる。

濱口塾について
@良い点
・毎週の決められた枠がある訳ではないので、1問にかけられる時間が圧倒的に長い。
なので、エッセイを提出しても、「再考してください」の一言で終わることが良くある。何度も何度も書き直して、徹底的に先生と議論した結果、一問を書き上げる。利用者として納得感があった。
・既に圧倒的多数の受験生の合格実績があり、先生が合格者のレベル感を熟知している。
自分のケースだと、それがフルブライトや伊藤奨学金もすんなりとパス出来た理由だと思える。「フルブライトだと、もっとこういう風に表現しなさい」「伊藤だとこう書きなさい」など具体的なアドバイスで、いわゆる受かりやすいエッセイを書き上げることが出来た。
・非常に低価格(5校のエッセイカウンセリングが40万円!2012年5月時点)。
@悪い点
・敢えて挙げるなら、先生が日本人であるということ。
先生が書き上げたエッセイは濱口塾提携のマシュー先生に頼めば、格安でブラッシュアップしてくれるので、問題ない。でも、「面白い」という視点が日本人の視点になるということは注意しておきたい。

総合的には、圧倒的に濱口塾をお勧めする。
追加で、マシューに部分的にお願いすれば十分質の高いエッセイになると感じた。
少なくとも、濱口塾+マシューの価値は、東京の某カリスマの10倍の価値はある。

@1%でも合格確率を高めるためにやるべきこと
・エッセイ作成開始時点にGMATは終えておく。TOEFLも可能であれば105overした状態にしておく
・1stでいくつか出願する。そうすれば2ndが非常にラク。1st用のインタビュートレーニングを通じて、2nd用エッセイを再考出来る
・合格者のエッセイを可能であれば読ませてもらう
・合格者に、自分が書いたエッセイを読んでもらいフィードバックをもらう
とくに、Why this school?に関して、最新のカリキュラムを熟知した若手卒業生、在校生のフィードバックは非常に参考になる。

この点、濱口塾はOB名簿があり、卒業生・在校生にアプローチしやすい&非常に協力的である。
自分は、奨学金エッセイをファイルで頂いたり、スタンフォード・ケロッグ・バークレー・タック・デュークの複数の先輩方にエッセイをチェックして頂き、貴重なアドバイスを頂いた。

MBA受験 5)インタビュー  に続く。

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