Thursday, July 26, 2012

マラソン初心者がフルマラソン完走するために絶対に対策すべきこと!

20098月に始めたマラソン。
当初はダイエット目的だったけれど、モチベーションを持続するために申し込んだのは、200911月京都の福知山で開催されるフルマラソン。
結果は35キロ地点でタイム制限オーバーのリタイア。
初心者が3ヶ月でフルマラソンを走りきるために必要な走行距離に関しては、このサイト質疑応答などの情報が参考になったし、ググればいくらでも出てくる。
これらを参考にトレーニングをプランニングすれば良いと思う。
加えて、事前準備、当日の走りに関して、マラソン初心者として成功・失敗したことを以下に綴りたい。

1)成功したこと
20098月にマラソンを始めて3日に1度は走り続けたこと。最初は500mだった走行距離は少しづつ伸びていき、9月末には10キロ走れるようになった。
・前哨戦としてのハーフマラソンを1012日の武庫川マラソンに設定。本番に近い状況をシミュレーション出来た。ここで多くを学んだ。例えば、
:2時間以上走り続けると、乳首がめちゃめちゃ痛くなる→バンドエイドを貼って防ぐという常識を知る。
:股関節が痛くなる→擦れを防ぐために、ワコールのCW-Xを購入する。
:給水の水の量は、いつも飲んでいる量よりもはるかに少ない。コップに入っている水の量が少ないから→トレーニング時、少量づつの給水に慣れる。
:自分のラップは、1キロ5分50秒。最初の2.5キロを13分のペースで走っている(キロ5分12秒)ので、周りのランナーにタイムを乱されている→初めは興奮せずにペースを落とすことを心がける。

2)失敗したこと
・毎回のジョグの前後のストレッチを一切行わなかった。
・そのせいで、11月始めにふくらはぎに痛みが生じる。
・数日走らない期間があると、練習しない癖がついてしまい、トレーニング量が不足した。そして当日を迎えてしまう。
・レース当日、どんなに苦しくても歩くな!歩くペースよりも遅くても、走り続けること!とアドバイスを受けていた。でも実際は、少しふくらはぎが痛いと感じた23キロ地点で歩き出してしまう。
・一度歩くと、再び走り出すのにエネルギーがいる。冷えた体は硬くなり、膝に痛みが出始めた。そのうち、歩くことすら辛くなり、リタイアは時間の問題という状況下で2時間歩き続けた。

3)学び
この初マラソン参戦から学んだことは、
・きっちりと故障対策のためのストレッチを行う。
・トレーニングを直前になればなるほどサボらない。
・当日はどんなに苦しくても絶対に歩かない。
ということ。

とはいえ、マラソンファンが一同終結する伝統的な福知山マラソンに出られたことは誇りに思うし、レース後に一喜一憂しているランナー達を眺めているだけでほっこりした。
ダイエット目的でスタートしたマラソンで35キロ地点まで到達出来たことには大満足。
何よりも、沿道の地元の方々の声援が本当に有難かった。
どれだけ膝が痛くても、声をかけられると、一歩自然と前に進む力が沸く、という不思議な感覚を初めて味わい、最高だった。
「単に走っているだけのようで、非常に奥が深いのがマラソンだ」と改めて感じマラソンファンになった瞬間だった。

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