Tuesday, July 31, 2012

SIIBSの感想


1ヶ月間、サマースクールに参加して思ったこと。
以下3点は良かった。

1)圧倒的な信頼関係を築くことが出来た
参加者25名の絆が深まったと思えるし、これからWhartonのメンバーと次々に知り合って色んなヒトと人間関係を構築出来ると思うが、SIIBSプログラムで出会ったメンバーは特別に大切なメンバーになったと言い切れる。
SIIBSメンバーがいるからこそ、共通の知り合いを通じて、その他のメンバーに波及して人間関係を広げていける気がしている。

2)連日の飲み会、パーティで身に着けたいことが明確化出来た
学校側が用意しているパーティ、自分達で企画して行ったパーティで、飲み会での彼らの振る舞い、締めの挨拶、時間とお金に対するルーズな意識がある部分など、色々と新たな発見があり、刺激的だったし、本MBAまでに準備したいことが沢山明確に出来た。特に、スピーチの巧みさに関しては、イタリア人のエマやロシア人のマーシャからかなり刺激を受けた。一方で、英語が彼らと比べると上手くなくても、メンバーの心を掴んでいく日本人のYutoを見て、ヒトに向き合う姿勢やパーティで積極的に絡む姿勢も学んだ。

3)ケースディスカッション&チームプロジェクトで自分の弱みを痛感した
ケーススタディやチームプロジェクトを実践したことは非常に良い経験になった。
他のメンバーが話しているコンテンツだけでなく、メンバーの英語表現の巧みさから表現を少しづつ学んでいくことが出来た。
そしてグループワークのメンバーからのフィードバックでは、何度も、「もっと自分の意見を共有してほしい」と指摘された。自分でもメンバーに意見を言えていないのは分かっている。これは、もっと徹底的に事前準備しないと状況を打開出来ない。サマースクールは全員がインターナショナル生だったから何とか乗り切ることが出来たが、このままでは非常に危険と痛感させられる。

一方、微妙だったことは、日本人が多すぎること。
全体25人に占める日本人は9人。チームプロジェクトや様々なグループ分けの際に日本人だけは重なってしまう。日本人9人の規模は維持しつつ、もっとインターナショナル生が申し込みたくなるよう、学校側も申込者数増加のためにもっと努力して欲しい、と思う。
とはいえ、日本人が多かったおかげで、1週目から、日本人が企画した飲み会で皆が参加してくれ、引き続きエマニュエルの誕生日パーティやインターナショナルフードパーティも日本人が企画し続け、日本人の存在感を授業内外共にPRすることが出来たのは良かった。
もう一度、SIIBS開始前に時間が戻ったとしても自分は100%申し込む。

Sunday, July 29, 2012

international food party(準備編②)

 引き続き、Food party準備で行っていたこと。
1:場所確保
2:告知
3:コンセプトの確定
4:コンテンツの確定
5:アメリカで購入した食材・機材で美味しく食事を創ることが出来るかどうかの試用 
6:当日の買い出し
 
 
5;アメリカで購入した食材・機材で美味しく食事を創ることが出来るかどうかの試用
一応、大学時代に料理サークルを立ち上げて、無理やり調理師専門学校に通って調理師免許を取得した身として、料理は絶対に失敗するわけにはいけないので、念のため、全ての料理を1週間毎日何度も作って練習しておいた。
火力によって完成度が異なるし、調味料や食材も現地で購入したものが完全に機能するか不安だったので。
この1週間は授業をサボって飲み会にもあまり出ずに修行僧のように毎日毎日確認した。

手巻き寿司 tips
・用意した具材は、サーモン、かにかま、きゅうり、たくあん、シーチキン、牛ミンチ
・寿司桶を用意する。見た目的に本場の雰囲気が出て盛り上がる。
・酢飯は苦手な外国人も多いので、酢はかなり少なめにしておく。酢は殺菌作用があるので、外で行う場合は通常通りの分量で良いかもしれない。
・アボカドはお皿に長時間置いておくと色が変色して見た目が悪くなるので、メニューから外した。
・精一杯注目を集めた状態で、手巻きの方法を披露する。ご飯の適切な分量とか、サーモンにつける醤油・わさびの分量などを共有する。
・刺身用の生魚はなかなか入手出来なかったが、サーモンはどのスーパーに行っても簡単に入手可能。
いなり寿司 tips
・おあげは味付けのものを購入できればベター。あとは、酢飯を用意。
・関西出身の自分は白ゴマを酢飯に混ぜるのが当たり前だったが、関東出身のクラスメイトは白ゴマを投入したことが無いとのこと。どちらでも良い。
・冷蔵庫に入れるとお米が硬くなるので、パーティ当日の数時間は風通しの良い涼しい場所にラップに包んで置いておく。
お好み焼き tips
・美味しくラクして作るためには、ダシがしみこんだ「お好み焼き粉」を生地として使用する。
・ホットプレートでその場で調理する。
・ホットプレートで形を整えるためには、液体の使用割合を少なめにしておく。平坦な鉄板で液体が多いと丸くならないから。その分、キャベツを多く使用、つなぎで卵をたくさん使う。
・フライパンだと、火力の調整が行いやすく、圧倒的に焼きやすい。ホットプレートでのお好み焼きの焼き練習を最低3回は行っておく。
焼きそば tips
・美味しく作る、ラクして作るためには、冷凍の海鮮が詰まった食品(エビ・イカ含む3・4種類)を購入して使用。
・何回かに分けて使用するために、上記冷凍海鮮をパックに区分けしてパーティスペースに運ぶ。
・付属の粉だけでは薄い可能性があるので、焼きそばソースを別途購入しておく。外国人は濃い味付けが大好き。
たこ焼き tips
・たこ焼き器で実際にうまく作れるように練習しておく。器材によって火力が異なるので、難易度が違ってくる。
・金串を使用すると器材を傷つけてしまう可能性があるので、竹串を使用する。
・タコが苦手が外国人が多い、という噂を聞いてタコの使用を辞めたが、真偽は確認する必要があった。
・代わりに、トウモロコシ&ネギを大量に使用。サクサクしていて甘くて美味しい。
・本当は青ノリをかけたかったし青ノリが載っていないたこ焼きを食べさせるのは悔しかったが、女性人の見た目を気にしてNG。

6:当日の買い出し
午前10時に日本人同期が借りてくれたZip CarでH-Mart(日本食が沢山置いてあるスーパー)に移動。ここで、全料理の食材、飲み物を大量に購入する。約3万円分購入。
午前12時にマンションに戻り、一気に自分の部屋に食材を積み込む。
別の同期で同じマンションにすんでいる同期に、冷蔵庫を借り、入りきらない食材・飲み物を入れる。足りなくなるであろうお椀・お皿を大量にレンタル。
部屋に戻って日本人同期2人で調理開始。
途中、別の同期2人も加わり、延々と作業。
次々に料理を完成させていく。
あとで気づいたことだけれど、参加者数の10倍程度の料理を創ってしまっていたので、本当に永遠に作業が続くようだった。

Saturday, July 28, 2012

international food party(準備編①)

729日、自分が住んでいるマンションのパーティスペースを貸し切って、サマースクールのメンバーを招待した。

自分の人生にとって料理は非常に重要。料理が人との出逢いを創り、リーダーシップを体感させ、視野を広げてくれた。
アメリカに留学しても、料理を通じて、絆を深め、自分自身も成長したいと常々思っていた。なので、このフードパーティ成功にかける思いは圧倒的に強かった。
パーティ開始までに行ったことは以下。
1:場所確保
2:告知
3:コンセプトの確定
4:コンテンツの確定
5:アメリカで購入した食材・機材で美味しく食事を創ることが出来るかどうかの試用
6:当日の買い出し

以下、順次、行ったことに触れていく。
1:場所確保
2:告知
3:コンセプトの確定
4:コンテンツの確定
5:アメリカで購入した食材・機材で美味しく食事を創ることが出来るかどうかの試用
6:当日の買い出し

1:場所確保について
場所は、自分が住むマンションの最上階のパーティスペースを予約。夜の3時間の利用で約3万円。
2:告知に関して
Facebookでのイベント機能を利用して告知。closed communityのサマースクール参加者に対して、イベントページを立ち上げて募集。奥様・恋人・WhartonUpennの友達をどんどん誘ってもらうようにお願いした。
3:コンセプトに関して
今回のフードパーティを通じて、以下のような価値を提供出来れば良いなと思っていた。
・皆で共有できる思い出を作ること
・日本人として、サマースクール(SIIBS)メンバーに対して、料理を通じて貢献すること
・日本食の素晴らしさを伝えて日本のファンを増やすこと
4:コンテンツに関して
・音楽
DJブース?を日本人クラスメイトがセッティングし、料理は、日本食・タイ料理を準備。
・料理
内容は、Whartonの先輩達、UNCの友人、WEB上でググって調査しながら、内容を以下に確定。
日本食:
・手巻き寿司
・いなり寿司
・お好み焼き
・焼きそば
・梅干し(反応が盛り上がるらしい)
・たこ焼き
・サラダ
タイ料理:
・トムヤンクン
・チャーハン
・お餅のデザート
・あれば盛り上がると想像したもの
:白衣
調理師が着るような本格的な白衣を1週間かけて探していたいたが、見つけられず。
でも、Wharton近辺のHan Dynastyという四川料理店でクラスメイトと食事をしていた際、コックが着用している帽子に注目。
スタッフに、売ってくれるよう頼み込んだら、なんと無料で譲ってくれた。白衣も譲ってほしいとついでに頼んでみたら、さすがに断られた。
:ホットプレート
日本で馴染みのある丸いホットプレートを準備するために、あちこち探し回ったら、H-martという韓国系スーパーの2階で発見して購入。

Birthday Partyで崩壊

崩壊と言っても、中身は大成功であって、飲み過ぎて平常心を失ったということ。
SIIBS期間中に誕生日を迎えたエマニュエルの誕生日パーティを先週行った。
サマースクール(SIIBS)のメンバーで、富士Mountainにて飲み会を開催した。

久しぶりの激しい飲み会。

大学時代のテニスサークルorリクルート時代のキックオフの飲み会のような激しさ。
アジア系の学生が半数以上を占めるけれど、ラテン・ヨーロッパのメンバーはアルコールが非常に強い。
日本酒の熱かんを何倍も一気飲みして、最後まで生き残っているのは欧米メンバーで、アジアメンバーはどんどんドロップアウトしていく。

この場で、眺めていて感心したのは、祝われる側のエマが最初から最後まで常に各テーブルを回ってお酒を注いでいること。


理想的な中小企業の経営者、営業マンを眺めているようで妙に関心してしまった。
2件目のカラオケパーティに行く前に自分は退散。
この後、エマたちは、カラオケパーティ、クラブをハシゴして最後はブラジル人クラスメイトのマンションで飲み会して朝5時まで飲んでいたとのこと。恐るべしパーティアニマルぶり。
最後に撮影した写真!

まさに自分がサマースクールに参加した理由「友達を沢山創る」を表現した絵だなと何度も眺めてしまう。

Friday, July 27, 2012

全く野球のルールを知らないタイ人、中国人

サマースクールのメンバーほぼ全員で地元の野球チーム・フィリーズの試合を観にいった。


自分が一番カルチャーショックを受けたのは、
タイ人や中国人のクラスメイトが全く野球のルールを知らないこと。


当然、「ピッチャー」とは何か分からないし、「バッターが打ったら走るか」も知らない。そもそもバッターが何かも分からないのだが。もちろん、一塁、二塁なども何も分かっていない。


だから自分は終始、英語で状況説明をしていた。
これが意外と楽しい。


「なんでバッターは1人づつ(アウトになったら)変わるのに、ピッチャーはそのままステイしているんだ?」
とか言われると、そもそもそんなことを考えたことも無いので、笑ってしまった。
内容を英語で説明するのが難しい。








自分が感じた「バッターが変化球にタイミングが合っていない」みたいな話を説明するのは不可能。
そんな説明も楽勝!と思える位に英語が出来れば...

嬉しいナマの声の紹介

このブログを立ち上げた際に、最初に綴ったブログの目的。
その1つは新たな出逢い
このブログをきっかけに、同志が増えていく、新たな友人を創ることが実現できるブログを書きたいという思いを込めた。
そして、1人のMBA受験生から下記のようなメールを頂いた(掲載許可済)。


以下引用~
はじめまして、M友のGood Luck Party2012にアプリカントとして参加した××といいます。
参加者一覧からメールしました。
「落書き帳 for Wharton MBA留学」のMBA受験の記事を読んだのですが、今まで読んだ
どのMBA体験談よりも参考になったので思わずお礼が言いたくて連絡しました。(TOEFL67回、車販売の元CEOという肩書きからあの人だ!とピンと来たのですがもし人違いでしたらすみません。パーティーで確か○○さんにCEOとしての心構えを質問されてましたよね?)
お忙しい中あれだけのクオリティ、量の記事を書いて頂いて有難うございました。
現在アプリカントとしてTOEFL受験中なのですが、89止まりで行き詰っていたので物凄く勇気付けられました。
また予備校についても検討中だったので濱口塾の件も非常に参考になりました。噂は何度か聞いたことがあったのですが、東京在住ということもあり今まで選択肢から外していました。もう1skype受講を検討してみようと思います。
えー、ブログを読んだ勢いそのままでメールしているので何だか取りとめの無い内容になってしまいましたが、とにかく有益な情報を有難うございました。これから2年、Whartonでのご活躍も期待しています。
お体に気をつけて頑張ってください。
~引用終


この方とは、その後、facebook経由でコンタクトを取り、情報交換させて頂いている。
近い将来、彼がMBA受験に成功した暁には一緒にお酒を酌み交わし、貴重なMBAコミュニティの仲間になれたら嬉しい。
同じようなメールは何通か受験生の方から頂いており、すごく勇気付けられるし、このブログが少しでも役に立っていると思うとブログを立ち上げて本当に良かったと思える。
苦労した純ドメ受験生として自分が感じていることを、これからもどんどんアウトプットしていきたい。

Thursday, July 26, 2012

マラソン初心者がフルマラソン完走するために絶対に対策すべきこと!

20098月に始めたマラソン。
当初はダイエット目的だったけれど、モチベーションを持続するために申し込んだのは、200911月京都の福知山で開催されるフルマラソン。
結果は35キロ地点でタイム制限オーバーのリタイア。
初心者が3ヶ月でフルマラソンを走りきるために必要な走行距離に関しては、このサイト質疑応答などの情報が参考になったし、ググればいくらでも出てくる。
これらを参考にトレーニングをプランニングすれば良いと思う。
加えて、事前準備、当日の走りに関して、マラソン初心者として成功・失敗したことを以下に綴りたい。

1)成功したこと
20098月にマラソンを始めて3日に1度は走り続けたこと。最初は500mだった走行距離は少しづつ伸びていき、9月末には10キロ走れるようになった。
・前哨戦としてのハーフマラソンを1012日の武庫川マラソンに設定。本番に近い状況をシミュレーション出来た。ここで多くを学んだ。例えば、
:2時間以上走り続けると、乳首がめちゃめちゃ痛くなる→バンドエイドを貼って防ぐという常識を知る。
:股関節が痛くなる→擦れを防ぐために、ワコールのCW-Xを購入する。
:給水の水の量は、いつも飲んでいる量よりもはるかに少ない。コップに入っている水の量が少ないから→トレーニング時、少量づつの給水に慣れる。
:自分のラップは、1キロ5分50秒。最初の2.5キロを13分のペースで走っている(キロ5分12秒)ので、周りのランナーにタイムを乱されている→初めは興奮せずにペースを落とすことを心がける。

2)失敗したこと
・毎回のジョグの前後のストレッチを一切行わなかった。
・そのせいで、11月始めにふくらはぎに痛みが生じる。
・数日走らない期間があると、練習しない癖がついてしまい、トレーニング量が不足した。そして当日を迎えてしまう。
・レース当日、どんなに苦しくても歩くな!歩くペースよりも遅くても、走り続けること!とアドバイスを受けていた。でも実際は、少しふくらはぎが痛いと感じた23キロ地点で歩き出してしまう。
・一度歩くと、再び走り出すのにエネルギーがいる。冷えた体は硬くなり、膝に痛みが出始めた。そのうち、歩くことすら辛くなり、リタイアは時間の問題という状況下で2時間歩き続けた。

3)学び
この初マラソン参戦から学んだことは、
・きっちりと故障対策のためのストレッチを行う。
・トレーニングを直前になればなるほどサボらない。
・当日はどんなに苦しくても絶対に歩かない。
ということ。

とはいえ、マラソンファンが一同終結する伝統的な福知山マラソンに出られたことは誇りに思うし、レース後に一喜一憂しているランナー達を眺めているだけでほっこりした。
ダイエット目的でスタートしたマラソンで35キロ地点まで到達出来たことには大満足。
何よりも、沿道の地元の方々の声援が本当に有難かった。
どれだけ膝が痛くても、声をかけられると、一歩自然と前に進む力が沸く、という不思議な感覚を初めて味わい、最高だった。
「単に走っているだけのようで、非常に奥が深いのがマラソンだ」と改めて感じマラソンファンになった瞬間だった。

Wednesday, July 25, 2012

アメリカで英語力を高める学習法

アメリカに来て4週間、サマースクール開始から2週間。
自分の英語力が高まっていると言える自信は無い。
でも、クラスメイトの韓国人Timと英語力向上について議論して、今後意識的にやっていこうと決めたことが3点ある。


1)無理やり、話す環境を作る
無理やり話しかけるのは苦痛かもしれないが、とにかく話しかけるようにする。
例えば、
・レストランでは、必ずお勧めの料理を聞いて、具体的な回答に対して、自分の好みを伝え相談する。
・銀行では、色んな機能についてひたすら質問する、iphoneアプリで貴社のアプリはあるのか?どうやって登録するのか?分からなければ分かる方を呼んでほしい、など。
・チケットの予約、インターネット回線の申し込み時に「メール・電話の両方可能なら、電話をする。
・クリーニング屋に言っても質問しまくり自分の要望をきっちり伝える
など。
とにかく、nativeのアメリカ人と接する機会は大切にする。


2)営業される立場になる
なにかモノを販売するスタッフは、非常に丁寧に接してくれる。
・車の購入を1%でも考えているのであれば、中古車ディーラーを回ってみる。
・百貨店で商品について質問しまくり、自分の要望を伝えまくる(ベッド購入時など)。
・彼女(がいれば)との記念日のホテル予約のために、直接訪れて色々聞く。
こういったコミュニケーションを通じて、自分が伝えたいことを何とかして伝える訓練を続けていく。

3)臆せずに質問する
飲み会で聞き取れていないのを、いちいちストップして質問していると場が白けてしまうかもしれないけれど、それでも質問は自分の近い将来のために必要なこと。
少しは会話を中断してしまったとしても、分からないことはしっかりと質問して、理解する癖をつけるのが大事。


上記3点を実行することを約束した。
フィラデルフィアに着いた時は、自分の英語力があまりにも低いことにショックを受けて、人に話しかけることをうろたえていたが、これは留学の目的に反する。
時にはウザいと思われることもあるかもしれないけれど、臆せずに続けることで、想像を絶する英語力or営業力が培われると思う。とはいえ、授業中にディスカッションの流れに乗れてない時に、質問するのは凄く怖い。


でも、飛行機内でのCAの雑談、エレベータでのネイティブの会話、マラソン中に投げかけられるスラングの全部を聞き取れるようになりたい。
だから、もっと貪欲に英語に触れていく。

Tuesday, July 24, 2012

現場経験が無くて失敗したこと



今日のケーススタディで読んだ内容は、ある成長途上の企業のIT部門に多額の投資をしたけれど、それが失敗に終わっているという事例。
ケースのメインテーマではないが、僕には目に留まった。

自分が想像したのは、前職での経験。
以下、自分の体験したことを綴る。

前職の車両管理システム・経理システムを立ち上げるというプロジェクトは、ぼくが転職して入社した際、ちょうど終了したところだった。入社して直後にシステムが稼動した。
その1年後にベンダーを切り捨てることになる。システム開発が大失敗に終わり、パートナーとして今後機能しないと判断したからだ。
失敗に終わった理由は2点。


1)不適切なベンダー選定
3社の競合コンペで数億円のシステム開発を検討した際、提案プロセスで最も力が入っていなかったベンダーへの発注を決定した。理由は、弊社と提携しているオークション業者との政治的なこと
2年間の開発期間で次々に開発責任者・営業担当が代わり、下請け業者の人間も同じく担当者が固定されない状況。そのためシステム開発している人間が隅々まで内容を理解し尽くしていないまま作業が進んでいった。


2)現場感覚が抜けた発注側
弊社のプロジェクトチームには現場で営業を積んだ担当者が1人もおらず、ベンダーが弊社の店舗に駐在したのは、2年間でわずか2日間。
経営企画の意図のみを優先的に反映していき、現場の声が拾えない。
営業現場の人間が、打ち合わせに入ったことは一度もない。
結果、2年間で数億かけたシステムは営業現場にとって、非常に煩わしいものになってしまう。

システム開発の目的は、利益を高めること。
利益を高めるためには営業現場の効率性を高めることが必要だと意識して、徹底的に時間を費やして開発してきたのに、結果的には大失敗に終わる。
どの加盟店を訪問しても、本部への信頼性を失っている状態。

以上、自分の体験談の紹介終わり。

ケーススタディの結論で言われていたことは、
・適切で質の高いベンダー選定
・適切な指導をしてくれるITコンサルタント
・適切に開発プロジェクトを進められるIT部門
が必要とのこと。


それが出来れば、苦労しないが、そのためのノウハウや手法は殆ど綴られていないのは残念だなと思う。こういう話を授業で共有したうえで、ディスカッション出来れば良いのだけれど、出来なかったのは自分の度胸の無さ・英語力の無さのせい。本コースでは思いっきり意見をぶつけたい。

渡米から約1ヶ月が経過しての自分の英語力

アメリカに来て痛感させられるのは、自分の圧倒的な英語力の低さ。

1)リスニング
圧倒的に英語が聞こえない。

・フィラデルフィアに向かう飛行機内。CAが気さくな方で凄く和やかな雰囲気だった。CAが乗客みんなを巻き込んで歓談しているのだけど、殆ど何を喋っているのか分からない。
・フィラデルフィアの街をマラソンしていると、知らない人が話しかけてくる。確実にイジられているので、聞こえないフリをして走っているけれど、実は、そもそも何を言っているか分かっていない。
マンションのエレベータで同席するアメリカ人たちが話している内容が聞き取れない。
・授業で、ディスカッションがヒートアップしてくると、全く話についていけていない。突然話を振られても会話についていけていないので、応えられないのがすごく寂しい。

2)スピーキング
圧倒的に英語が話せない

・授業で突然先生に名前を呼ばれて説明を求められる(コールドコール)と、自分でも何を話しているのか分からない状態になり、しどろもどろ。
・授業での発言回数は意図的に手を挙げたり、自分から発信しようと(なるべく)心がけているのだけど、発言の量が追いつかない。他のインターナショナル生たちが、僕と比較すると流暢に話し続けているのに対して、僕は本当に発言時間が短い。
・どこでも何をしていても単語や表現が出てこない。
・通じないし聞き返されるので、悲しくなる。

留学期間の2年間のうち、1ヶ月が過ぎたけれど、リスニング・スピーキングが高まったとは到底思えない。24ヶ月のうち、約3ヶ月は日本で過ごすことになるので、残りは20ヶ月。
卒業生や先輩に相談すると、「そのうち慣れる」「そのうち聞こえるようになる」と言われるけれど、本当に慣れる日が来るのか、非常に不安。
一方で、今は英語力を本気で高めたいと思っているおかげで、英語学習への集中力が日本にいる時と全く違う。
授業で聞いた表現、DVDで聞いた表現をどんどん吸収していっている。
モチベーションは落とさずに、英語力が少しづつ高まっていくことを期待して、邁進し続けたい。